エセー

色々やってみる

函館・青森旅行(後編)

青森旅行のメインは、三内丸山遺跡と、岩木山八甲田山登山です。


6日目。

青函フェリーで青森港へ。

フェリーより。雲に包まれた函館山です。

雨が降っている中、港から新青森駅まで歩きました。

新青森駅

三内丸山遺跡へ行くバスがあれば乗るつもりだったのですが、丁度良いバスが無かったので、さらに歩きます。思ったより距離があり、40分以上掛かりました。

この地で、何を思いながら生きていたんでしょうね……。おそらく、今と大して変わりはないんだろうなと。ここで改めて思ったのは、1000年以上の長期間定住し、他の地域との様々な交流があったにも拘らず、文字は誕生しなかったんだなあと。「文字」というものの発明が、どれだけ画期的(異常)なことか、分かるような気がします。文字が発明されるには、やはり人口という要因が大きいのかなあ。

帰りはバスで新青森駅に戻りました。ホテルは弘前なので、電車で弘前駅へ。

弘前駅

 

 

7日目。

天気は微妙です。バスまでの時間、建築物を見て回りました。


弘前駅前で、岩木山八合目までの往復チケットを買い、バスに乗ります。岳温泉で乗り換え、八合目までバスで行きました。予想通りとはいえ、残念ながらガスっていました。八合目からはリフトに乗らず、歩いて登ります。

距離的には短いのですが、やたらとしんどかったですね。

岩木山山頂

ガスっていて何も見えないまま登頂。山頂には大量のテントウムシがいたのと、何も見えないので、さっさと下山開始。ガレ場を下っていくのが大変でした。

九合目からはリフトを利用しました。

リフトより。雲を抜けました。

乗り始めは全く周囲が見えなかったのですが、途中からようやく見晴らしが良くなり、多少は気分が晴れましたね。

岳温泉

下山後は岳温泉で、日帰り入浴を利用しました。風情あり、人少なく、ゆっくり入れました。良かったです。

 

8日目

待望の晴れ間です。

晴れました。

青森駅からバスに乗り、八甲田ロープウエーで降りました。

山頂駅で登山届を書いて出発です。

ゴードラインより。

八甲田ゴードラインを抜けて登山道へ。

稜線に取り付いてからは絶景が広がっていました。

風は強いですが、眺めは最高。尾根歩きを楽しみました。

少しだけ雪の上を歩きます。かなり滑りました。

大岳山頂に到着。

八甲田大岳山頂

今回の旅行を振り返りながら、ゆっくりご飯を食べました。

 

下山は湿地帯を抜け、酸ヶ湯温泉に行くルートを選択しました。

木道を歩く。遠くに見えるは岩木山

青空が池に反射して綺麗でした。

定番の階段の所から。

 

湿地帯の木道を歩きます。スキップしたくなりますね(笑)


酸ヶ湯温泉に到着。熊鈴を外し、マスクを着けるというのが、何だか可笑しかったです。

酸ヶ湯温泉

ヒバ千人風呂に入りました。ゆっくり浸かるというより、風情を楽しむ感じかな。貸しタオルはありがたい。

入浴後、バスで新青森駅に戻りました。

 

9日目

新幹線で帰ります。


新青森駅から東京駅まで3時間。早いなあ。秋葉原でいつものラーメンを食べたり、店を見て回ったりしてから帰りました。

 

念願の北海道に行けました。雨に降られ続けましたが、市内観光は出来たので満足です。塩ラーメン美味しかったですし。それにしても、恵山は予想以上に良かったですね。素晴らしい所でした。次に北海道に行く時は大雪山に登りたいなあ。

青森は滞在期間が短かったので、少し物足りない感じ。三内丸山遺跡に行けたのは良かったのだけれども。岩木山には無理して登らなくても良かったかもしれませんね。天気の良い日に登った方が良かったかな。他に行きたい所がありましたし。ただ、八甲田山は素晴らしかったですね。晴れてくれて本当に良かった。青森は他に行きたい所がまだあるので、また行きたいです。


前回の沖縄旅行に引き続き、雨に降られ続けてしまいましたが、貴重な晴れ間を上手く利用できたような気がします。課題としては、旅行に登山を組み込むと、どうしても荷物が多くなってしまうことですね。雨具とかは欠かすことが出来ないですし。車で行ければいいのですが、車の運転は苦手なんですよね……。まあ、仕方ないかな。どこかで妥協しなければ。

 

何にせよ、色々と大変なこともありましたが、満足いく旅行となりました。楽しかったですね。